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5.インスリン分泌障害を引き起こす環境因子 糖毒性(glucose toxicity)

高血糖がインスリン分泌障害を引きおこすとする仮説

高血糖
膵B細胞におけるグルコース感受性の増加
インスリンの過剰分泌
B細胞におけるインスリン含有量の低下
グルコースポテンシエーションの障害 インスリン分泌の低下

グルコースポンテシエーション:グルコース存在下で、アルギニンなどグルコース以外のインスリン分泌刺激物質のインスリン分泌刺激が増強する効果
臨床的には空腹時血糖が140 mg/dl程度に上昇すればすでに糖毒性が存在し、インスリン分泌が障害されはじめさらなる高血糖につながる悪循環が始まると考えられている。