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白色脂肪組織と褐色脂肪組織

脂肪細胞には白と褐色の2種類があります。体の脂肪組織の大半は白色脂肪組織で、細胞内にエネルギーを中性脂肪として貯蔵しています。一方、褐色脂肪細胞は、血液中の遊離脂肪酸を取り込み熱を産生、熱放射することでエネルギーを放散します。
交感神経の終末から放出されるノルアドレナリンというホルモンは脂肪細胞表面にあるβ3-レセプターに結合し熱産生量を増加させます。最近、肥満者ではこの β3-アドレナリンレセプター(AR)の異常が見つかっています。すなわち、肥満者では褐色細胞での熱産生が十分でなくエネルギーを消費しにくため痩せないと考えられます。 現在、このβ3-ARを刺激する薬剤を開発中とのことです。これができれば体のエネルギー消費が上昇し易くなり、肥満改善に効果があると思われます。
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