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薬の飲み方のよくある質問

Q1:薬を飲み忘れた場合
A1:食後すぐに気がついたときはその時点で飲んでください。朝食前後または朝夕食前後の薬で、朝食時に飲み忘れた場合は昼食時に服用してもかまいません。朝食を抜いた時も昼食時に服用してください。しかし1回分忘れたからといって2回分をまとめて飲まないようにしましょう。
Q2:薬の副作用は?
A2:αグルコシダーゼ阻害薬 腹部膨満、下痢、放屁など、ごくまれに肝障害
ビグナイド剤 食指不振、まれに乳酸アシドーシス
SU剤 遷延性低血糖、肥満増強
インスリン感受性改善剤 浮腫、肥満増強、心不全、骨粗鬆症、重篤な肝機能障害の可能性(アクトスでは報告なし)
DPP-4阻害薬 便秘、吐き気など消化器症状


低血糖について
Q3:低血糖とは
A3:糖尿病の薬は血糖値を正常域にまで下げるために服用するわけですがときどき血糖値が正常以下になります。これが低血糖状態です。血糖値が下がりするとこん睡をおこすこともありますが普通はその前に血糖値をあげようとアドレナリンなどのホルモンが分泌されます。 このアドレナリンによる症状がいわゆる低血糖症状です。放置していると意識がなくなるこん睡状態になります。
Q4:低血糖症状とは
A4:いらいら、動機、冷や汗、手のふるえなど
Q5:いつ低血糖が起こりやすいか?
A5:低血糖が起こりやすい時間帯は昼食前、夕食前です。
いつもより食べる量が少なかったり、いつもよりよく動いた場合、また、食事時間がいつもより遅れた場合などに起こりやすいようです。 旅行などで食事時間が不規則になる場合は必ず甘いものを用意しておきましょう。普通にしていても起こるようなら、薬を減らしていけるサインですが、自己判断で減量せずにご相談ください。
Q6:低血糖がおこったら
A6:角砂糖1個、スティックシュガー1本、キャンディ1個、缶コーヒー半分程度で十分です。 あんパンを2個や、チョコレートをまるまる1枚などと取りすぎると血糖値があがりすぎるので注意しましょう。
ただし、ベイスン、グルコバイを服用されている場合はブドウ糖そのものを飲まないと低血糖からの回復がおくれる可能性がありますので専用のブドウ糖を用意しておきましょう。