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カプサイシン

唐辛子の成分、痛みの神経をブロックしたりする作用。カフェイン以上に褐色脂肪に作用し、熱産生をあげることが知られています。キムチなどカプサイシンを多量に含む食習慣のある韓国人の体脂肪量は同世代の日本人より少ないというのもカプサイシンの効果ともいわれる。しかし、唐辛子のような刺激物をあまりとりすぎると、味覚異常や胃粘膜を荒らしたりするのでほどほどにしなければなりません。現在のところ、動物実験では確かな効果を示していますが、残念ながら人ではどの程度の量を摂取した際にどの程度の効果がでるのかなどまだ臨床データはありません。今後、カプサイシンの誘導体の開発や、薬としての利用など期待がもたれる成分ではあります。