関連情報

β3-アドレナリン受容体(β3-AR)遺伝子

β3-ARはカテコラミンによる白色脂肪細胞での脂肪分解と褐色脂肪細胞でのエネルギー産生に不可欠なものである。この遺伝子に異常がある人はアメリカインディアンを対象とした研究では内臓脂肪が蓄積しやすく、インスリン抵抗性が増強、糖尿病になりやすいという。日本人にもこの変異は34%に認められ、この異常のある人は1日あたり安静時代謝量が1日あたり200kcalも低下しているという。 省エネ体質ともいえるが食事を減らしても痩せにくい体質であるともいえる。